宅配♯10 所得と手取りについて

宅配♯9でも少しふれましたが、今回は税金に重点を置いて【宅配ドライバーの所得と手取り】について記していきます。

トマトは税理士など税金の専門家ではない為、今回の記事では知っておかないといけないことのみ『用語だけ』と言う形で説明しています。

それぞれの用語についての詳細は各自、税理士さんなどの専門家のサイトやYouTube、本などでご確認ください。

売上から経費などを支払い残った金額が所得になりますが、その所得から来年のだいたいの予定納税額分は残しておかなければなりません。所得から税金を引くといわゆる手取りとなります。

正社員やパートアルバイトの場合だと源泉徴収で先に税金をひかれたものが給与として振り込まれるので、振り込まれたものから税金の支払いを残すことなど考えずに、全部使ってしまっても税金の支払いに関しては問題ありません。

しかし、個人事業主は年始に昨年分の確定申告を行うことで納税額が決まり、その後支払うという流れになっているので、もし来年度の売上が今年と比べてかなり下がった場合などは税金を払えなくなってしまいます。

その為予定納税額分は残しておいた方が安心です。

ざっくりとですが
①売上−②経費(※一各控除額合計)=③所得(課税所得)の計算式を元に支払う税額が決まります。

現在は確定申告用のソフトなどを使用できるので税の計算方法まではわからなくても大丈夫です。

※厳密に言うと、医療費控除や生命保険控除等、控除できるものがいくつかあるのでそれらも引いてから課税所得となります。

⚠️つまり、③課税所得からは翌年さらに税金が出ていきます。⚠️

【個人事業主 税金シュミレーション】と検索するとだいたいの来年の納税額を教えてくれるサイトがあるのでおすすめです。

🍅※トマトは毎年、弥生さんの税金シュミレーションを使って来年の税金額を予想しています。🍅

個人事業主【かんたん税金計算シミュレーション】確定申告お役立ち情報 - 弥生株式会社【公式】確定申告でどれだけ節税できるか、青色申告の場合と白色申告の場合をくらべてシミュレーションしてみましょう!売上と経費を入力す www.yayoi-kk.co.jp

例えば、売上が400万円、経費が200万円と仮定して税金シュミレーションをしてみると、来年度の納税額は約50万円とでます。つまり、売上400万円あっても経費が200万円かかるならば、自由に使えるいわゆる手取り額は150万円のみです。

所得200万円を全部使ってしまっていたら、来年の予定納税額50万円は来年の所得から納税しなければならなくなる為、来年度の売上が必ず50万円以上上がるならば問題ないかもしれませんが、来年度の売上が下がったり、無収入になったりする可能性もあるので、予定納税額分の金額を来年の支払いのために残しておくと安心です。
残せない場合は資金繰りが悪化することも多いので気をつけましょう。

そして、確定申告には【白色申告】と【青色申告】がありますが、断然【青色申告】がおすすめです‼︎

上記の試算額も青色申告の方で計算しています。
上記がもし白色申告であれば、約17万円程多く納税しなければいけません

🍅トマトは初めて確定申告をする時は知識がなく白色申告をしていたので、税金の支払いが多くなり損をしてしまいました。🍅

弥生さんの税金シュミレーションをすれば、白色申告と青色申告で税金がどれくらい違うかも教えてもらえるのでとても便利です。

確定申告については、弥生さんやフリー会計さんのサイトがとてもわかりやすいので、個人事業主になる場合は【確定申告】については必ず勉強しておきましょう。

だいたい確定申告は翌年の2/15〜3/15までの間と期限が決まっていることが多いですが、日・祝日などの影響で開始日や締切日は毎年異なる可能性があります。

ざっくりと確定申告をしたら支払う税金や社会保険は

  1. 所得税(+消費税)
  2. 住民税
  3. 国民健康保険(社会保険)
  4. 国民年金保険(社会保険)

です。消費税についてはインボイスを登録した方や前年の所得が1千万円を超えた方などが対象ですが、初めて宅配を始める方は今の段階では免税事業者を選ぶこともできますので、詳しく知りたい方はそちらも税理士さんなどの専門家のYouTubeなどでご確認ください。

では、今回は所得と手取りについてざっくりとですが解説致しました。

これから宅配を始める方が税金の支払いに困ることなく、個人事業主として資金繰りが良好な経営ができることを応援しています。

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